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 梅雨の季節になりました。なかなかお庭に出られない日も多くなってきますが、人と同じようにじめじめは苦手という植物も沢山ありますので、よく目をかけてあげましょう。高温多湿になると病害虫の発生も多くなります。枯葉摘みをまめに行ない、風通しを図りましょう。  シクラメンはそろそろ水やりを止めて鉢土ごと乾かします。球根上部の芽を傷めないように注意して枯葉を取り除いたら、その鉢を日陰で雨のかからない軒下などに置いておきます。9月になったら新しい用土で植え変えます。

<今月の花 〜アジサイ〜ユキノシタ科落葉広葉低木>

花 期:6〜7月
原産地:日本
適 地:やや日陰の湿潤な場所
病虫害:コウモリガの幼虫が幹の中を食害することがある

 
  アジサイは日本原産の花木です。江戸時代にオランダの医師シーボルトによってヨーロッパに伝えられ、以来欧米で改良がなされ、日本に逆輸入されたものをハイドランジアや、セイヨウアジサイといいます。これにより原種には見られないピンク系の花色が楽しめるようになりました。
 アジサイは土が酸性だと青色に、アルカリ性だとピンク色になります。日本の土壌は中性から弱酸性なので、ピンク色を保ちたいなら石灰を土に混ぜておきましょう。
 特に水を好みますので水切れしないように十分に与えます。
  花後はお礼肥として油かすを施します。そして7月中までに剪定を行ないます。剪定は花の咲いた枝を上から2〜3節のところで切り詰めます。
  もし冬期に剪定する場合は細枝や枯れ枝を除く程度で、花芽は切らないように気をつけます。

←こちらはアメリカ原産のカシワバアジサイ。紅葉も楽しめる人気品種。 

  <庭について考える 〜毒のある植物〜>
 先日、家に咲くジャスミンをお茶にして飲んだ方が中毒をおこしたというニュースがありました。200種類以上あるジャスミンの中でお茶に使われるのは「マツリカ」という品種です。それ以外は花の香りを楽しむだけにしましょう。
 毒のある植物は以外と多く、可憐なスズランも有毒で、牧草地では牛が食べないように摘み取っています。また、アセビ(馬酔木と書きます)も葉にアセボトキンという毒があり、これを食べた牛馬が酔ったようになることからこの名がついています。秋の風情が美しいヒガンバナも有毒。またイチイの実は甘くて食べられますが、種子は有毒なのでかじらないように注意が必要です。雑木林や公園などでよく見られるエゴノキの実には石鹸の成分でもあるサポニンが含まれていて有毒です。美味しそうに見える植物や食用植物と似ているものでも素人が口にするのはやめておいたほうが安全です。

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