介護ボランティア体験してきました! ~ガーデンセラピー実践編~

2018年04月25日

皆さんこんにちは!浅野栄二です。アイコン 社長

先日、介護福祉の事業を行なっている一般社団法人シンビオージさんにお願いして、
半日デイケアサービスの介護ボランティアを経験してまいりました!

ガーデンセラピーを取り入れたお庭を実際に利用される方はどんな方なのか、
どのような点に注意して設計すればよいのかなど、
「分からないこと、知りたいことがいっぱい!」の今日この頃だったからです。

シンビオージ全景

【こちらがシンビオージさん。 坂戸駅前の大通り沿いにあります。】

 

シンビオージウインドウ

【大きなウインドウからは、なんだか楽しそうな室内の様子がうかがえます。】

 

体操風景

私は介護の資格は何も持っていませんしお手伝いも未経験なので、
まずは皆さんの様子を見学しながら、利用者さんと一緒に準備体操をしました。
恥ずかしながら結構いい汗かきました!

トレーニング風景

次に本格的なマシンを使ったトレーニング!
本当に皆さんお達者でビックリ!
多くの方が予想以上の負荷をかけて運動していらっしゃいました。
私は器具の操作のサポートや休憩時のお茶出し&片付けなど、
簡単な仕事ではありますがお手伝いをさせていただきました。
マシンは利用者さんの身体の状態に合わせて、椅子の位置や負荷の強さをその都度変えていきます。
利用者さんごとにリストがあり、Aさんは1番のマシンの椅子は○○cm、負荷は○○kgなどと書かれてあり、
そのリストに従って、事故やケガが起こらないようにきめの細かい対応をされていました。
休憩時のお茶出しも細かい配慮があり、
Bさんはコーヒーのミルク入り、Cさんは緑茶、といった具合に好みに合わせて出していました。

そして徐々に慣れてきた私は、利用者さんとの会話も・・・。
今回ご参加の方の最高齢は大正15年生まれの94歳!
他の方も昭和3年生まれなど90歳以上の方が多くいらっしゃいました。
男性陣はこのメカニックな運動マシーンが魅力的なようで、
ここでの運動が楽しいとおっしゃっていました。
女性陣の楽しみはやはりおしゃべりでしょうか。
お互いの服を褒めあったりして楽しんでいらっしゃいました。

最初は、皆さん意外とお元気だなあと思っていましたが、
指先を細かく動かす運動などは、なかなか難しそうにしていらっしゃいました。
そして後半になってくると、
帰りだそうとする方や、ご自身のことが分からなくなる方が目立ってきました。
というよりも、そういう方だったんだと私が気付き始めたのです。
生まれて初めて認知症の方と向かい合いました。
「ケアニン」という介護をテーマにした映画を最近観ていたので、
大きな動揺はありませんでしたが、それでもやはりショックでした。

後からスタッフさんに聞いたら、
今日は皆さん明るくおとなしい方ばかりだったそうですが、
何かの拍子にスイッチが入ると、大変なことになるそうです。
ご家族や介護スタッフの方々のご苦労を、
ほんのわずかですが感じる(想像する)ことができました。

 

これからも介護や福祉のボランティア活動を通じ、少しづつ勉強していきたいと思います。
シンビオージの山口さん&スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
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