野鳥を呼ぶ庭づくり バードフィーダー設置の注意点

2016年01月31日

バードフィーダー(エサ台)はいつでも、どこに置いてもいいというわけではありません。
今現在バードフィーダーを置いているという方、これから置きたいと考えている方、設置のポイントをいくつかまとめてみましたので是非参考になさってくださいね

バードフィーダーの設置時期

*理想の時期は11月~4月末ぐらい

いつでも野鳥に来てもらいたいから…と、食べ物を年中用意しておけばいいというものではありません。
なぜこの時期なのかというと、野鳥の自然の中での自立を妨げないため。
エサの少ない冬の間、食べ物を少し分けてあげる、というスタンスでいることが大切です。

*暖かくなってきたら、10日ぐらいかけて少しずつエサの量を減らしてあげましょう

突然食べるものがなくなり、いきなりゼロからエサ場探しとなると鳥も大変です(>_<)
鳥が他のエサ場を探す余裕を与えて下さいね(^O^)

バードフィーダーの設置場所

*ネコが潜めそうな茂みの傍や、低い位置には設置しない

ネコなどの天敵に襲われないように、猫が飛びかかってきそうな場所は避けて設置してあげて下さい(^v^)

*糞による汚れを防ぐため、コンクリートやテラス近くは避けましょう

また、鳥の糞によってコンクリートや石貼り、タイル貼りの部分を汚されてしまうとショックですよね(+_+)
糞が落ちても目立たない芝生や土の上での設置をオススメします

*一度設置したらできるだけ場所を変えない。鳥が来るまで辛抱強く待ちましょう!

また、設置場をころころ変えると、鳥が警戒してしまいます。
一番用心深いのはスズメなので、スズメがエサを食べていたら「ここのエサ場は安全だ」と他の鳥が判断し、いろんな鳥が来てくれるようになりますよ♪

バードフィーダーの衛生管理

バードフィーダーが汚い状態だと、野鳥の感染症(サルモネラ菌)のリスクが高まりますそういった感染症を防ぐために・・・

*エサは新鮮なものを

*1日で食べきるぐらいの量で

ペットボトルなどに雑穀類を入れるときは一度にたくさん入れすぎないようにしましょう!
また、果物など痛みやすいものは毎日交換してあげましょう

 

食べ物を置くバードフィーダーを清潔に保つために・・・

*バードフィーダーの掃除は手袋をして、終わったらせっけんで手洗い

*糞が付いていたら取り除く

*月に1~2回、家庭用塩素系漂白剤で消毒(日光に当てたり、熱湯をかけても、完全には消毒できないそうです…)

*ネズミやハエが集まらないように、周りの地面に落ちたエサはこまめに掃除

*木製のバードフィーダーはワンシーズン使ったら処分、ペットボトルや紙パック製のものは定期的に新しく作ってあげて

鳥同士の感染症だけでなく、人と動物の共通感染症を防ぐため、掃除のときは汚れに直接触らないよう気を付けて下さい

野鳥のために注意すべき点を知った上でバードフィーダーを設置し、お庭での観察を楽しんでくださいね(^O^)/

次回は、野鳥を呼ぶために具体的にどんなエサを用意すればいいか、ご紹介します!お楽しみに!

野鳥を呼ぶ庭づくり 過去の記事はこちら↓↓
1.身近な鳥たち①
2.身近な鳥たち②
3.いろいろなバードフィーダー

参考文献
野鳥を呼ぶ庭づくり 藤本和典著

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