自然農プロジェクトの菜園が動き出しました!<その2> ~ガーデンセラピー実践編~

2019年02月20日

皆さんこんにちは! 浅野栄二です。アイコン 社長

自然農菜園全景

ビズガーデニングの自然農プロジェクトの菜園です。

 

2019年春夏に向けた自然農プロジェクトが始動し、私が植えた苗を数回に分けてご紹介しております。
今回はサラダバーネット、ジャーマンカモミール、タイムについてお伝えします!

サラダバーネット

まずはサラダバーネット。葉はキュウリの風味がして、サラダやスープなどに利用できます。
葉を刻んでバターやクリームチーズに混ぜ込めばとても良い風味がします。
ビタミンCを含んでおり栄養価の高いハーブです。
食用のほか、花は生け花としても人気があります。
コンパニオン効果があり、ミント、パセリ、タイムなどの生育をよくします。
また耐寒性が強く、冬でも青葉が楽しめます。
畑のあちこちに植えておきたいお勧めのハーブです。

ジャーマンカモミール

次はジャーマンカモミール。
世界で最も親しまれているハーブのひとつです。
リンゴのような甘く優しい香りの花を摘んで、ハーブティーやハーブバスとして利用します。
ジャーマンカモミールには様々な薬効成分が含まれています。
α-ビサボロールという成分は優れた鎮静作用があるので、心身のリラックス効果が期待できます。
カマアズレンという成分はアレルギーや炎症を抑える効果があり、のど・胃・皮膚の消炎剤や保湿剤としても使われています。
フラボノイドのアピゲニンには優れた鎮痙作用があり、月経痛や冷え性など婦人科系の症状に効果があります。
ストレスが溜まっている時やお休み前に、ぜひ皆さんもハーブティーやハーブバスでリラックスタイムをお楽しみください。
ハーブティーの残りをコットンに浸みこませてまぶたの上に乗せれば立派なアイパックにもなりますよ。
ちなみに、ジャーマンカモミールは1年草で、花だけに強い香りがありますが、ローマンカモミールは多年草で花と葉に穏やかな香りがあります。
花の香りを楽しむならジャーマン、花の無い時期もカモミールの香りを楽しみたいならローマンが適しています。
両方植えればベストですね!

タイム

最後にタイムです。
肉や魚の臭い消しや香りづけとしてよく使われるタイムは、実は草ではなく常緑の低木です。
地を這うクリーピングタイムと直立するコモンタイムに分かれますが、香りはコモンタイムの方が優れています。
菜園ではコモンタイム、グランドカバーや草目地として使うならクリーピングタイムが良いでしょう。
タイムにも、チモール、カルバクロールなどの優れた薬効成分が含まれています。
これらには強力な殺菌・防腐作用があり、タイムは古代エジプトでのミイラ作りに使用されていたといわれています。
今でもソーセージの詰め物や、消毒薬、うがい薬、歯磨き粉などの原料となっています。
一般家庭では、料理に使うもよし、風邪やインフルエンザ予防としてハーブティーにして飲んでもいいですね。
コットンに浸せば傷口の殺菌もできますし、お風呂に入れれば全身のケアにもなります。
菜園では、モンシロチョウの忌避効果があるので、キャベツやブロッコリーなど、アブラナ科の野菜を育てるときは、ぜひ一緒に植えましょう。
トマトやニンニクのコンパニオンプランツとしても優れています。

あ~、こうやってハーブの話を書いていると、植物の力って本当にすごいなと感心します。
こんなハーブたちを自分で育てて食すことは大きな喜びです。
菜園生活は本当に楽しいです!

次回に続く・・・。

<参考文献:塩田清二監修「アロマセラピー学」 佐々木薫監修「メディカルハーブLESSON」 北川やちよ著「四季のハーブガーデン」>

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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