セラピーモデルガーデン ★みんなが笑顔で元気になる!花・緑・庭コンテスト2020「花・緑・庭で笑顔をつくった部門」準グランプリ受賞

2020年05月27日

みなさんこんにちは! 浅野栄二ですアイコン 社長

ガーデンセラピーコーディネーター1級の知識と経験を詰め込んだモデルガーデンが、お店の打ち合わせスペース前に完成しました!

そこで今回は、ビズガーデニングが考える「セラピーガーデンのあり方」に沿って、このモデルガーデンの概要をご紹介します。

ビズガーデニングが考えるセラピーガーデンとは、医学的・科学的エビデンス(根拠)に基づいてデザインされた
「ただそこにいるだけで心も身体も元気になるガーデン」です。

具体的には、五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を刺激する要素を取り入れて、脳や手足や内臓の機能の活性化が期待できるように設計されたお庭となります。
決して高齢者や障がい者のためだけのお庭ではなく、ストレスや生活習慣病などを抱えている一般の方にもお勧めしたいお庭なのです。

まず、視覚の刺激としては、緑視率30%以上を意識しながら、四季折々に花や実が楽しめるように植物を植えます。
人は、ただ視界に緑があるだけで、ストレスホルモンが低減することが分かっています。

聴覚の刺激としては、野鳥の声や水・風の音が楽しめるようにします。
心地よい音を聴くと幸せホルモンオキシトシンが分泌され、免疫力がアップします。
写真の陶器は水琴窟です。
本来の水琴窟は、つくばいの下に瓶を伏せて埋め込んで、水の落ちる音を反響させるのですが、これは手軽に楽しめるものです。
信楽焼で中にポンプがあり、水が自動的にぽたぽたと落ちて反響音を楽しむことができます。

嗅覚の刺激としては、花や葉の香りが楽しめる植物を植えます。
嗅覚は五感の中で一番本能に近く、嗅覚を磨くことは心と身体の健康維持に直接つながるといわれています。
香りの種類によって、うつ病を予防したり、記憶力を高めたり、様々な効果が期待できます。
写真はカラタネオガタマの花です。
4~5月頃、メロンのようなバナナのような甘い香りが庭中に広がります。

触覚の刺激としては、花壇や菜園を作り、植物に触れる機会を多くします。
植物に触れると指先が刺激され、また水やりや花がら摘みなどの管理作業を記憶し反復することで、脳や身体の機能が活性化されます。
写真はベジトラグという菜園プランターです。高さがあるので腰の負担が少なく、また車いすの方でも楽に作業できます。

味覚の刺激としては、食べられる植物を植え、庭で食事が楽しめる空間をデザインし、ファニチャーを設置します。
長時間滞在できる癒しの庭空間では、テーブル&チェア・ベンチなどのファニチャーと、デッキやテラスなどの床、日よけや目隠しなどのアイテムが必須です。
快適な環境と適度な囲まれ感が居心地をさらによくしてくれて、より多くのオキシトシンが分泌されるのです。

モデルを快く引き受けてくださったM様、ありがとうございました!
お嬢さんが手にしているのは、プランターで育てたイチゴです。
このあとパクリとお口へ。
安心安全の自家製作物はやっぱりいいですね!

次回は、五感の刺激方法について、もう少し詳しくご紹介していきます!

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。

一般社団法人日本ガーデンセラピー協会HP

 

こちらのお庭は、日本ガーデンセラピー協会様の
みんなが笑顔で元気になる!花・緑・庭コンテスト2020の
花・緑・庭で笑顔をつくった部門において、準グランプリを受賞しました。

日本ガーデンセラピー協会 花・緑・庭コンテスト 準グランプリ作品

【日本ガーデンセラピー協会 花・緑・庭コンテスト 準グランプリ作品】

 

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