日本ガーデンセラピー協会の施工コンテストで準グランプリを受賞しました！
2020年10月02日
みなさんこんにちは！ ガーデンセラピーコーディネーター１級の浅野栄二です
このたび、日本ガーデンセラピー協会主催「みんなが笑顔で元気になる！”花・緑・庭コンテスト”」のプロフェッショナル部門で、ビズガーデニングのお庭が準グランプリを受賞しました！
以下、お庭の概要をご紹介します。
タイトル「ただそこにいるだけで心も身体も元気になるセラピーガーデン」
これは、ガーデンセラピーコーディネーター１級の知識を余すところなく具現化した弊社モデルガーデンです。
五感を刺激する要素をすべて取り入れ、ただこの庭にいるだけで脳と身体の機能が活性化するよう、造形・ファニチャー・植栽などをデザインしました。
＜視覚＞
緑は人の情緒を安定させ、ストレスホルモンを低減させる働きがあります。
当ガーデンでは、緑視率３０％を意識しながら、サクラ、セイヨウニンジンボク、イロハモミジ、センリョウなど、四季折々に花や実が楽しめるよう植栽しました。
また、蝶がやってくるようにサンショウやユズなどを植えました。
＜聴覚＞
自然界の心地よい音を聴くと、幸せホルモンオキシトシンが分泌され、それにより免疫力が高まり、生活習慣病なども予防・改善されます。
当ガーデンでは、野鳥の声や水・風の音が楽しめるよう、ウグイスカグラなど実のなる木、ポンプ式水琴窟、風でそよぐソヨゴの木などを取り入れました。
＜嗅覚＞
嗅覚を刺激すると、直接的に脳が活性化されます。
当ガーデンでは、花や葉の香りが楽しめるよう、オガタマ、ライラック、ギンバイカ、クチナシなどを植栽しました。
＜触覚＞
触覚刺激は四肢や脳が活性化されます。
当ガーデンではベジトラグを設置し、菜園を楽しむことで手指の機能活性化を図っています。
また園路沿いには、はみ出すように植物を植え、歩くだけで葉に触れられるようにしました。
更にハンモックやテント型ハンモック（カクーン）を設置し、大人も子どももバランス感覚のトレーニングが楽しく行なえるようにしました。
＜味覚＞
家族や友達と美味しいものを食べると、幸せホルモンオキシトシンが活発に分泌されます。
当ガーデンでは、キンカンやヒメリンゴ、フェイジョアなど、実が食べられる植物を植えました。
また、みんなでBBQやティータイムが楽しめるよう、広いデッキとシェード、テーブル＆チェア、
物置、ガーデンシンク、ガスグリルなどを設置しました。
その他、森林療法として、ストレスを低減させる針葉樹や雑木、芳香療法として、血圧を正常化させるラベンダーや認知機能を高めるレモングラスなどを植えました。
照明にもこだわり、夜も快適に。
素敵なナイトシーンを演出するように、随所にライトを設置しました。
このガーデンを利用されたお客様は、大人も子どももみなやさしい笑顔になります。
そして植物に囲まれながら、長時間快適で楽しいひとときを過ごしていただいております。
＜審査員の講評はこちら＞
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審査員：日本ガーデンセラピー協会顧問 藤岡成介
限られた敷地空間で、ガーデンセラピーを具体的に体感できる工夫が随所にみられます。
ガーデンセラピーは、一つのセラピー要素だけでなく複合的に体感することでより効果的になります。
長時間快適に過ごせる環境づくりを意識し、五感に訴える植物やガーデン資材をよく考え選択、演出しているのが特徴的です。
その結果、ガーデンの中で「喜び」「楽しみ」といった情緒性が生まれていることが素晴らしいガーデンといえます。
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今回の受賞にあたり、ご協力いただいたメーカー様、問屋様、職人さん、そして撮影にご協力いただいたOB顧客のM様、本当にありがとうございました。
笑顔と健康と幸せを、もっともっとお客様にお届けできるよう、これからも精進してまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました！
「ガーデンセラピーとは？ その１ ～ガーデンセラピーがめざすもの～」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス（根拠）に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。
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