コンパニオンプランツと一緒に野菜を育てる③ ~ガーデンセラピー実践編~

2020年04月18日

みなさんこんにちは! 浅野栄二ですアイコン 社長

菜園全景4.13

毎度おなじみ、ビズガーデニングの自然農法菜園です。
①のアブラナ科野菜、②のナス科野菜に続き、今回③はその他の野菜をご紹介します。

キュウリ

まずはキュウリ。
ウリ科の野菜で、家庭菜園でも人気者です。
ただ、栄養価はほとんどなく(笑)、病害も多いので、果たしてお勧めしてよいものかと悩みますが、
夏の暑い時期に収穫して丸かじりする爽快感は他の野菜ではなかなか味わえないので、あえて育ててみることにしました。

キュウリのコンパニオンプランツは、バジル、ニラ、ニンニク、ネギ、ラディッシュ、オレガノなどがあります。
相性が悪いものとしてはインゲン、セージなどがあります。
当菜園では、バジルとネギでキュウリを守ります。

アスパラガス

続いてユリ科のアスパラガスです。

春から伸びてくる太い芽を切り取って収穫しますが、
芽を陽に当てて緑色にしたものがグリーンアスパラ、芽に土をかぶせて陽に当てずに伸ばしたものがホワイトアスパラになります。

アスパラガスのユニークなところは、野菜としては珍しく「多年草」であることです。
つまり、一度苗を植えれば、10年以上も毎年同じところからニョキニョキ生えてくるということなのです。
これは大変お得ですね。
でも、次から次へと芽を収穫すると株が弱ってきてしまうので、
基本的には春に収穫した後は、後から出てくる芽を茎葉に育て、晩秋までに「草」として大きく育てます。
そうすると根に養分が蓄えられ、来年の春も元気に芽が出てくるのです。

アスパラガスのコンパニオンプランツはパセリです。
当菜園でもパセリを活用します。

ちなみに、収穫したアスパラガスは、すぐにラップ等で密封して立てて冷蔵庫で保管してくださいね。

畑ワサビ

最後に畑ワサビです。
意外ですがアブラナ科です。

一般的にワサビは清らかな湧き水の中で育つイメージがありますが、実は畑でも育ちます。
同じワサビでも、水の中で育てたものを沢ワサビ、畑で育てたものを畑ワサビと言います。
おろし金で擦りおろして刺身にそえたりするのは沢ワサビの根の部分ですが、
市販のチューブ入りワサビはおもに畑ワサビの葉柄を原料にしているそうです。

早速1枚食べてみましたが、噛めば噛むほど辛みが出てきて、とてもおいしい大人の味になります。
本格的な収穫が楽しみです。

しかしワサビは本来高温と日なたが苦手なので、この菜園で育つかどうかわかりません。
自然農法では日よけカバーなどは使いませんので、他の野菜が早く大きくなって日陰を作ってくれることを祈ります。

ワサビのコンパニオンプランツは、アブラナ科全般的に適するレタス、セージ、タイム、ミント、ネギなどになります。
こんな辛い葉っぱもイモムシは食べるそうです!
まだ子どもなのにスゴイですね!

今後、スイカやモロヘイヤなどの種をまきますので、生育状況を見ながらまたご紹介させていただきます!

ご覧いただきありがとうございました!

★当菜園は一般家庭目線での菜園体験を目指しているため、苗はすべてホームセンターで購入したものを使用しております。

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
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