基本のキの字、建築基準法
2014年11月11日
こんにちは。
埼玉県坂戸市・外構エクステリア&ガーデンデザインの ビズガーデニング株式会社 代表の浅野栄二です。
エクステリアのお仕事をするうえで、守らなければならない法律はいろいろあります。
その中でも、お客様に直接関係してくるものであり、
デザインするうえでも特に注意を要するものが「建築基準法」です。
お客様からもよくこのようなご質問をいただきます。
「カーポートやガーデンルームは建ぺい率にひっかかりますか?」
これはどういうことかというと、
カーポートやガーデンルームは建築物なのか、
そうだとすると、建ぺい率をオーバーしてしまい、
問題なのではないか、というご質問です。
結論から言うと、カーポートもガーデンルームも建築物です。
平たく言うと、屋根のあるものは建築物です。
ですから、物置もそうです。
建ぺい率=建築面積/敷地面積
建ぺい率はお住まいの地域によって決められています。
一般的にはお家の完了検査のあとに
カーポートやガーデンルームを設置する場合が多いので
それほど大きな問題にはなっていませんが、
あとからペナルティが課せられる可能性は十分にあります。
また最近、航空写真から建築物に追加があるかを見つけ出され、
固定資産税が増えた、なんていう別の話も聞きました。
お客様がそのことをご存じのうえで工事をしたのかどうか、
施工業者としての責任が問われるところです。
こんな記事を書くと、仕事が減ってしまいそうですが(笑)
事実をきちんとお知らせすることも大切な仕事です。
・・・これは建築基準法のほんの一例ですが、
このようなことも含め、ビズでは勉強会を行っております。