私の生い立ち ～起業～
2023年03月07日
今回はマイヒストリーの最終回になります。
映像制作会社を辞め、次はどんな仕事をしようかと悩みながら歩いていたら、川の土手で桜の木を植えている職人さんを見かけました。「ああこんな仕事もあるんだ」と思いながら通り過ぎました。
またある日、散歩をしていたら、畑道の途中に１本の大木があり、その下に古いお地蔵様が立っていました。
その風景を眺めながら「この木はただそこに生えているだけでなく、お地蔵様や歩く人々に木陰を提供して癒してあげているんだ」と感じました。
実際に木の下はとても心地よく、不安を抱えている私でさえも穏やかな気持ちになりました。
お地蔵様と並んでしばらく休んでいるうち、「自分が目指すのは植物の仕事だ！」と確信。
すぐに電話帳で造園会社を調べ、数社と面接した後、とある会社に営業兼ガーデンザイナーとして就職することになりました。
それからは、死に物狂いで植物やガーデンデザインのことを勉強しました。
その甲斐あってか、転職１か月後位から受注できるようになり、自分がデザインしたお庭が形になっていきました。
しかしここで大きな問題が。
現場で作業する職人たちのマナーが悪く、お客様に敬語を使わないどころか、なんとお客様のお庭で小〇をすることもありました。社長に改善を求めても「これが造園業だから」と軽く流されてしまいました。
これではお客様に喜ばれないと憤った私は、お客様の心に寄り添う理想的な仕事をするために独立を決意しました。
西暦2000年、転職後２年弱で独立。
「ビズガーデニング工房」という名で開業。
地元にコネも金もないので、自宅の３畳ほどのスペースを事務所にしてスタートし、毎日毎日ハウスメーカーや工務店に営業して回りました。
そして工務店から仕事をもらい、夫婦二人三脚で頑張りました。
しかし、下請けだと工期や金額の制約も大きく、お施主様と直接話ができず、納得のいく仕事ができないため、直接お施主様とやり取りしながら仕事ができる「元請け」となる決意をしました。
自前でHPを作り、雑誌に広告を出し、スタッフを雇い、チラシを配り、少しずつ下請けからの脱却を進めていきました。
おかげさまで、すばらしいお客様に恵まれ、2007年には株式会社になり、2009年には念願の店舗を構えることができ、その数年後には元請け100％を実現しました。
さらに会社やお客様のお庭の価値を高めるために、様々な施工コンテストへの応募も積極的に行ない、多くの受賞を果たしました。
現在は、植物の力でお客様の心と身体を健康にする「ガーデンセラピーのお庭づくり」に特に力を入れております。
今後も、お客様の心にしっかりと寄り添いながら、ご家族皆様が笑顔で幸せになるお庭を作ってまいります。
新築外構、お庭のリフォーム、ご相談お待ちしています！まずはご予約を！！
公式LINEからもご予約できます。
電話 ： 049-280-4128
埼玉県坂戸市赤尾1904-2