私の趣味 ~湧水めぐり~

2023年03月07日

今回は2番目の趣味、湧き水めぐりをご紹介します。

水がなければ生きていけない人類は、太古の時代より水を求め水のある所で生き抜いてきました。
特に湧水地は神聖な場所とされ、神が祀られ、人が集まり、歴史や文化が生まれました。
神様も歴史も「ブラタモリ」も大好きな私は、時間さえあればふらりと湧水地へ足を運びます。
そんな私がおススメの湧き水を3つご紹介します。

~三分一湧水(さんぶいち ゆうすい)~

【信玄が作った分水桝】

環境省の名水百選に選ばれている山梨県北杜市の湧き水です。
八ヶ岳南麓に位置し、年間を通して10℃、1日8500トンもの清冽な水が湧き出ています。
間近で見るとその美しさと神秘さに感動してしまいます。
まさにパワースポットです。
古来より、この水をめぐって近隣3村の争いが絶えませんでしたが、武田信玄が分水桝を作り、3村に平等に水を分配して争いを治めたという伝承も残っています。
現在は公園として整備され、湧水の仕組みが学べる展示館や広場と遊具もありますので、家族連れでも楽しめるスポットになっています。
ちなみに八ヶ岳南麓には、この他にも感動的な湧き水がたくさんあります。

 

~妙音沢(みょうおんざわ)~

【妙音沢】

埼玉県新座市にある妙音沢です。平成の名水百選に選ばれています。
実は身近にも素敵な湧き水がたくさんあるのですが、ここは木道が整備されていて、近所の方の散歩コースになっているようです。
この付近を流れる黒目川は、長い年月をかけて周囲を削って崖を作っていますが、そのあちらこちらから水が湧いています。
妙音沢も崖の下から湧いていて、結構な水量があり、そのまま小川となって流れています。
案内板によると近くに縄文時代の遺跡や古い石碑もあることから、はるか昔から生活や信仰の場となっていたようです。
江戸時代には崖下ではなく崖の中腹から滝のように流れ出ていたようで、滝見の茶屋などもあって大変にぎわっていたということです。
きっと江戸時代以降、崖が崩れて滝が埋まってしまったのでしょう。
歴史とロマンを感じます。
なお、「妙音沢」という名は、盲目の信仰深い琵琶法師が、ここで弁財天から琵琶の秘曲を授かったという伝説に由来しています。
確かに、ここで静かにせせらぎの音を聴いていると、神の領域に入って行けそうな気がしてきます。
黒目川流域には他にも素敵な湧き水がたくさんあります。

 

~東松山市の湧水~

【東松山市高坂の観音寺下清水】

実はもっと身近なところでは東松山市も湧き水の宝庫です。
興味ある方はまずは地元から。ぜひ調べて散策してみてくださいね。

 

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