パティオのある暮らし ~Vol.4 パティオの特徴&塗り壁との違い~

2017年01月12日

パティオのある暮らしシリーズ、4回目です!
これまで、ディーズパティオの主要商品や、その使い方についてお話してきましたが…

・そもそも、パティオってどんな風にできているのか
・よくある塗り壁とはどう違うのか
・素材や、パティオを使うことでのメリット

これらをご紹介したいと思います!

パティオの基材は発泡樹脂

パティオの壁と角柱の基材はEPS発泡樹脂
発泡スチロールといえば想像しやすいでしょうか

その上に強度を出すためにガラスメッシュ、ベースコート(モルタル)を塗り、最後にフィニッシュコートという塗り材で仕上げています。

中身は発泡樹脂とはいえ、表面はカッチカチに固く、ひび割れも発生しにくい強度のあるしっかりした壁です。

パティオの構造

【パティオの中身、こんな感じです】

では、よくある塗り材の施された壁は何でできているのか?
下の写真のような塗り壁はコンクリートブロックを積み、そこに塗り材を塗って仕上げています。

塗り材を塗った後

【塗り壁は門としてよく使用されます】

塗り材を塗る前のブロックを積んだ状態がこんな感じ。

塗り材を塗る前の壁

【塗り材を塗る前の壁】

パティオと、コンクリートブロックの塗り壁、似ているようで構造はまったく違います。

パティオのメリット

構造の違いによって、パティオだからこそ実現できることがたくさんあります。

*複雑なディティールの表現

コンクリートブロックでは難しい、細やかなディティールの表現を実現しています。

ディーズパティオ

【美しい造形もパティオならでは】

*控え壁なしで1.9mの高さを確保

ブロック塀(塗り壁)を1.2mより高く造る場合、控え壁(塀が倒れこむのを防ぐための壁)が必要となりますが、パティオは1.9mという高さでも控え壁は必要ありません
なぜかというと…
本体は軽量素材で、壁全体が一体で造られているため、重心が低く地震での倒壊の心配がないためです。
また、壁のサイドにアルミ製の柱が通っているため、強風でも変形しない強度を持っています。

ディーズパティオ 構造

【地震、強風による倒壊も心配いりません】

*ブロックの目地に沿ったヒビが発生しない

ブロックを積んで塗り壁を造ると、時間が経つと目地(ブロックとブロックのつなぎ目)に沿ってヒビが発生することがあります。
パティオには目地がないので、ヒビの心配はありません

*コンクリート特有の白華が発生しない

「白華」とは、コンクリートに含まれる可溶性のアルカリ・カルシウムが溶け出し、白い粉となって塗り壁表面に発生する現象です。
パティオの場合、白華による白い粉で汚れることはありません

 

ここまで、パティオの構造について、普通の壁と比較しながらまとめてきました。

結局のところ、壁を造るならブロックを積むよりパティオの方がいいの?
…というと、そういうわけではありません!!

塗り壁orパティオ、ご希望に合う方をセレクト

パティオが苦手なこと、それはサイズや形状の融通が利かないことです。
普通の塗り壁の場合、ブロックを積むところからスタートするため、幅や高さを調整することが可能ですが、
パティオは商品の規格が決まっているため、サイズの変更ができません。

また壁を曲線のデザインで造りたいという場合も、ブロックを積む方法で造ることになります。

ご希望の壁のデザインや場所に合わせて、どちらかを選んでいただくことになります。
パティオを使ったお庭を造りたい、門壁を造りたい…などご希望がありましたら、ビズガーデニングへご相談ください。
ご希望に沿ったお庭や外構のつくり方をご提案させていただきます。

パティオのある暮らし 他の記事はこちら。
「パティオのある暮らし ~vol.1ディーズパティオの使い方~」
「パティオのある暮らし ~vol.2パティオの壁、全4種をご紹介~」
「パティオのある暮らし ~vol.3角柱タイプのパティオをご紹介~」
「パティオのある暮らし ~vol.5ジョイント用アイテムとサイドフェンス~」
「パティオのある暮らし ~vol.6パティオを飾るガーデンアイテム~」
「パティオのある暮らし ~vol.7照明で幻想的なお庭に~」
「パティオのある暮らし ~vol.8おすすめのファニチャーとアウトドアグッズ」

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