わんちゃんが喜ぶお庭づくり~Vol.6 お庭や散歩道の有毒植物~

2017年05月06日

植物は、匂いや、風に揺れる動き、触れる感覚でわんちゃんの感覚機能を刺激します!
わんちゃんを飼育する環境には樹木や植物を是非取り入れてもらいたいと思います

しかし、植物の中でも多少口にするくらいであれば問題のないものもあれば、
大量に食べてしまうと死に至る危険なものもあるのです
今回はそういった「有害な植物」についてご紹介します。

お庭や散歩道にある有害な植物

ユリ科の植物…ユリ、チューリップ、玉ねぎなど

沢山の品種があり、きれいな花を咲かせるチューリップ
特に球根の毒性が強く、少量でも口にすると腎臓に大きな影響を与えます。
葉や花も毒を含んでいます

ツツジ科の植物…サツキ、ツツジなど

お庭の中や、生垣としてよく見かけるツツジ科の植物
全ての部分に毒があり、蜜や葉を口にすると筋力低下、視覚障害、痙攣を引き起こします

アジサイ

梅雨の時期に見かけるアジサイ
葉や花(つぼみ)を口にすると、過呼吸、嘔吐、めまいを引き起こします

また、あじさいは樹高が1~2mと低く、地面に近いところから枝を出すので、
チワワやブルドックなど背の低い鼻の短い犬種は葉や枝が目に入らないように注意しましょう

 キョウチクトウ

夏を代表する花木で、幹線道路にも植えられているのをよく見るキョウチクトウ

花や根、枝葉すべて毒を持っています。
触れると皮膚のかぶれ、口にすると嘔吐や心臓麻痺を起こすこともあります

その他の樹木や植物

草花:アサガオ、スイセン、スズラン、パンジー、ヒガンバナ、スイートピー、クリスマスローズなど
野菜:じゃがいも、トマト、ナスなど
樹木:イチイ、沈丁花、ナンテン、フジなど

もし、これらをお庭の中に植えたい、すでに植わっているという場合は・・・
お庭の中に柵を設けるなどしてわんちゃんが遊ぶエリア」「植栽を楽しむエリアに分けてお庭をつくりましょう
また、普段から草花などを口に入れないようしっかりしつけてあげましょうね

正しい知識を持って、植物のあるドッグガーデンを作りましょう!
また、いつもの散歩コースにどんな植物があるのか注意して見てみてください

次回は「お庭に植えたい優良な植物」について書いていきますね。

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