ガーデンセラピーとは? その5 ~芳香療法後編~

2018年02月18日

ガーデンセラピーコーディネーター1級・ガーデンセラピストの浅野栄二です。アイコン 社長

 

「ガーデンセラピー」とは、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を刺激する様々な療法を身近な庭で行ない、
脳や身体の機能を活性化させて、
自己治癒力の向上と健康増進を目指す取り組みです。

今回は芳香療法についてもう少しお伝えします。

 

【ソレイユデュモンド】

【ソレイユデュモンド】

香りというのは、単にいい香りで癒されるというだけでなく、
香りの成分が脳を直接刺激することが分かっています。
例えば、現在高齢者の15%が認知症といわれていますが、
認知症患者にレモングラスの香りを嗅いでもらうと、
認知機能が改善することが実証されています。
また、うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱えている人は
400万人近いといわれていますが、
レモンやレモンバームなどの香りには
精神疾患を予防・改善する効果があるといわれています。
その他、禁煙したい方にはサイプレスの香り、
食欲を抑えたい方にはキンモクセイ・フェンネルなどの香り、
便秘がちな方にはラベンダー・クロモジなどの香りが良いといわれています。
(参考文献:塩田清二氏監修「アロマセラピー学})

ハーブ

もしも庭にこれらの植物が植えられていて、
いつでも必要な時に摘み取って香りを嗅ぐことができれば、
自宅でガーデニングを楽しみながら健康増進ができますよね!
病院に行く頻度が減れば、高額な医療費や病院での無駄な待ち時間も減りますので、
まさに一石三鳥です!

これまでお庭というのは、
家を建てて余った敷地につくる嗜好品みたいなイメージがあったと思います。
しかし違うのです。
高齢化社会が進み、IT社会が複雑化して病気やストレスに満ち溢れている今の日本人にとって、
お庭は病気を未然に防ぐ重要な場であり必需品なのです!

次回は森林療法についてお話しします!

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーが目指すもの~」はこちらから
「ガーデンセラピーとは? その4 ~芳香療法前編~」はこちらから
「ガーデンセラピーとは? その6 ~森林療法~」はこちらから

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
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