ガーデンセラピーとは? その9 ~食事療法~

2018年04月09日

ガーデンセラピーコーディネーター1級・ガーデンセラピストの浅野栄二です。アイコン 社長

 

食事療法というと、
すぐに頭に浮かぶのは、
糖尿病の方のカロリー制限、
高血圧の方の塩分制限、
肝臓病の方のアルコール制限などだと思います。
これらは医師の指示に従って行う治療行為になります。

シソ&バジル

でもガーデンセラピーで行なう食事療法はもっと簡単で手軽なもの。
病気予防として楽しみながら取り組みたいと思っています。

昔、我が家には「台所漢方」という本があって、
例えば誰かが風邪気味の時にはその本を開いて、
「風邪のひきはじめにはシソやショウガを食べるといいらしいよ」とか、
誰かが二日酔いの時(ほぼ私ですが・・・)には、
「解毒にはシジミ、吐き気にはウメがいいらしいよ」などと、
普通の食べ物で民間療法的に治したものです。
まさに「医食同源」「薬食同源」ですね。
病気になる前の「未病」の状態なら、
わざわざ病院に行って何時間も待たされて高い薬を買わなくても、
身近にある食材の薬効成分で楽しくお得にケアができるんですよ。

ナス2番

これこそがガーデンセラピーだと思います。
シジミはちょっと難しいですが、
よくかかる病気に効く野菜を家庭菜園で育てておけば、
育てて収穫する喜び(園芸療法)と、それを食べて病気予防に生かす喜び(食事療法)が味わえるのです。
お庭で家族や仲間と楽しく食べられればさらにバッチグーです!

ちなみに私は今、血糖値対策でキャベツとキクイモを、
老眼対策でブルーベリーを、
血圧対策で黒酢とバナナを、
老化防止・美肌対策でクルミを、
ストレス解消にお酒(!?)をほぼ毎日食しております!
食事療法オタクです!
お酒は健康を考えて糖質0のビール味発泡酒か蒸留酒のウイスキーで我慢しておりますが、
カミさんから「そのお酒こそが諸悪の根源!だっちゅうの!」と怒られながらも、
ちびちびとやっております。

(参考文献 「台所漢方」根本幸夫・著 池田書店 1500円+税)

この本は一家に一冊必需品です!
私も改めて読み返そうと思います。

次回は芸術療法についてお話しします!

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーが目指すもの~」はこちらから
「ガーデンセラピーとは? その8 ~園芸療法のポイント~」はこちらから
「ガーデンセラピーとは? その10 ~芸術療法~」はこちらから

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