レンガ豆知識

2011年01月10日

ガーデニング&外構エクステリアデザインのビズガーデニング株式会社、
社長の浅野栄二です
最近レンガの施工例をいくつかご紹介しておりますが、
私はレンガという素材が大好きです

温かみがあって、古くなればなるほど風合いが出てくるからです
古くなればなるほど汚くなるコンクリート製品とは
やはりひと味もふた味も違います

で、そのレンガですが、
ホームセンターなどでは1個100円ちょっとで売ってますが、
我々業者が扱うレンガは、1個の定価が400~600円もします
何がそんなに違うのかというと、
ズバリ品質です

レンガには2種(低級)・3種(中級)・4種(高級)という等級がありまして、
高品質のものは強度があり、吸水率が低くなっていますが、
そうでないものは強度が弱く、吸水率も高いのです。
強度の低いレンガは、触って見ると何だかやわらかそうで、
表面がボロボロ削れてくる感じがしますので、よく分かると思いますが、
なかなか見分けられないのが吸水率です。
店頭の商品説明板にも吸水率までは書いていませんからね。
でもこの吸水率がとても重要なのです。
吸水率が高いということは、
夏はコケが生えやすく 冬は凍結して割れ 
結果的に劣化が早い ということを意味しています。
昔からある赤レンガはまさにこれです。
無造作に土に埋め込んで割れやコケを楽しむという目的で使う場合は別として、
基本的に当社では高価だけど高品質の業務用レンガを使用しています。
そのほうが長い目で見てお客様のためになるからです

価値観は人それぞれなので、業務用レンガの強要はしませんが、
安いものは安いなりの理由があることをご理解いただければ幸いです
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