ハーブの薬効を知って健康のために美味しく利用しましょう! ~ガーデンセラピー実践編~
2018年04月30日
皆さんこんにちは!浅野栄二です。
早速ですが、この写真、ちょっと珍しいクコの実のジャム。
こちらはナツメとフェンネルのハーブクッキー。
実は先日、「オリジナルハーブティーと一緒に薬膳スイーツを美味しくいただく」という素敵なイベントに参加してきたのです!
茨城県水戸市にあるフローラ薬局さん。
お店に隣接したハーブガーデンで薬草やハーブを育て、
地域の方々に薬膳レシピを紹介して健康サポートを行なっている薬屋さんです。
右の白衣の方が、フローラ薬局社長で薬学博士・薬剤師の篠原久仁子先生。
NHK文化センターの講師もされていらっしゃいます。
実は日本ガーデンセラピー協会でお世話になっている先生なのです。
まずは冒頭の、クコの実の美肌ジャム作りの実演から。
(以下、ハーブや薬草の薬理作用、効能は篠原先生の説明によるものです)
材料として使われているクコの実・ミニトマト・ローズヒップは抗酸化作用のある成分を多く含み、
美肌・美白などのアンチエイジング効果があります。
先ほどのナツメとフェンネルのハーブクッキーに使われているナツメやフェンネルは胃腸の虚弱改善に効果があるそうです。
次に、今が旬のジャーマンカモミールの花を摘みながら、
カモミールの効能などを聴きました。
主要成分のアズレンは粘膜保護作用があるので、
うがい薬や胃薬、保湿剤などに使われています。
ハーブティーで飲んでも喉の粘膜を守ってくれるので、
風邪のひきはじめやストレスフルな時に良いそうです。
ハーブティーの残りをコットンに湿らせてまぶたに乗せれば、
保湿作用でアイパックにもなります。
ハーブティーといえばこのカモミールが有名ですが、
単に良い香りで癒されるというだけでなく、
医学的、薬学的にもしっかりとした効果があるんですね。
ちなみに、フレッシュカモミールティーを作る場合は、
花びらが水平に開いた時が摘み時。
花にしか香りがないので、茎はお茶には使わないそうです。
え!そうなの?!
去年ビズガーデニングの菜園で育てたカモミールを、
花の時期を過ぎてから自己流で「茎だけカモミールティー」を作って飲んでた私・・・
はい!気を取り直して・・・!
これはカモミールベンチ。
座るところにカモミールが植えられてます。
座っただけで香りの薬効成分を吸入できるベンチなのです。
ナイスアイデア!
そのほか、ミント、チャイブ。セージ、ラベンダー、ローズマリー、バジルなど、
たくさんのお話もお聴きすることができました。
芳香性健胃作用のあるバジルを、殺菌力のある酢に漬けるだけのバジルビネガーなら、
女子力ゼロ(いやマイナス!?)の私にもできそうです!
お庭でハーブを植えるなら、効能やレシピを知ることで
ますますガーデニングが楽しくなりますし、身体も元気になりますね。
とても勉強になりましたし、楽しい講座を受けて大満足な一日でした。
篠原先生ありがとうございました!
「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会HP
ご愛読感謝! ガーデンセラピーコーディネーター1級 浅野栄二でした!
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