西太后が愛した薬膳料理でアンチエイジング! ~ガーデンセラピー実践編~

2018年06月05日

皆さんこんにちは!浅野栄二です。アイコン 社長

薬膳茶1

まずはさわやかなこんな写真から。
これは、ナツメ入りの薬膳茶。
西太后が愛したお茶と言われています。

菊花やクコの実なども入っていて、清熱、滋養、健胃、ストレス緩和に効果があります。
全然薬っぽくなくて、とてもおいしいお茶です!

薬膳料理パンフ

実は先日、日本コミュニティーファーマシー協会が主催するセミナーに参加し、
西太后が愛した薬膳料理を学び、さらにハーブガーデンも見学してきたのです。

 

なぜ西太后が愛した薬膳料理かと言いますと・・・

西太后は、巨大な清国を統治した女性権力者。
常に戦争や暗殺や外交などによる強烈なストレスを受けていたため、
髪の毛が抜け、肌が荒れてしまっていたそうです。
しかしあらゆる美容法や健康法に取り組み、
特に薬食同源の観点から食事にはとてもこだわりました。
その努力のおかげで、なんと!平均寿命40歳の時代に74歳まで生き、
しかも70歳を過ぎても見た目は40代だったとか!

「そうか、薬膳料理を食べればフサフサ・ツヤツヤになるのか・・・♥」
まじ卍!(←こんなナウい言葉も使いこなせる浅野です)

バジルビネガー

さてさて、料理が来る前に、まずはバジルビネガー作り。
これはいたって簡単。
新品の酢を開栓し、洗ってよく水気を取ったフレッシュバジルを箸で入れて、
1~2週間くらい待つだけです。

バジルも酢も殺菌作用が高いので、夏の料理にお勧めです。
私はたぶんグビグビ飲むだけです(今も黒酢飲んでます)が、
読者の皆さんは色々な料理に工夫して使ってみてください。
このバジルビネガーにミニトマトを一晩漬けるとおいしい酢漬けトマトになるそうです。

前菜

さあ、いよいよショータイム!
まずは前菜から。
甘い辛いなど五味を味わう冷菜盛り合わせです。
陳皮、桂皮、八角、葱、生姜、フェンネル、五味子などの薬膳食材が入っていて、
芳香性健胃、疲労回復などに効果があります。

スープ

次は冬瓜と若鳥の漢方スープ南蛮毛添え。
真ん中の毛はなんとトウモロコシの毛です。
これは立派な薬草で、利尿効果があるそうです。
今度トウモロコシを買ったら、皆さんも毛を捨てずにこのように活用してみてください。

粥

緑豆とハト麦の粥です。
美肌、利尿、デトックス効果があります。

あまりの美味しさについ写真を撮り忘れてしまったのですが、他にもたくさんの料理が出て大満足!
どれも大変おいしい料理ばかりでした!
また、西太后の薬膳料理ということで貴重なフカヒレやエビなどもいただきましたが、
高価な食材ばかりではなくネギやシソやナスやキュウリなど、庶民的な食材もたくさん使われていました。
一般家庭でも、普段買っている食材の効能を知って食べれば、
フサフサツヤツヤなお姫様気分になれますね!

ハーブガーデン

さて、お腹一杯になって10歳ほど若返ったところで
講師である薬学博士・篠原久仁子先生のハーブガーデンに移動。
手作り薬膳ジャムの実演や採りたてラベンダーの精油抽出実演などを見学しました。

精油抽出

精油の抽出は初めての体験。
とても参考になりました!

 

今回の講座は薬剤師の方を対象としたものでしたが、
ガーデンデザイナーの私にとっても、貴重な体験となりました。
薬食同源。
普段何気なく食べている食材には薬としての効果もあります。
自宅の庭で安全な野菜やハーブを育て、
効能を意識して楽しく食す。
食事療法としてのガーデンセラピー、奥深いですね。
更に精進していきます!

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

ビズガーデニングの最新ガーデンセラピーブログはこちら



一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会HP

ご愛読感謝! ガーデンセラピーコーディネーター1級 浅野栄二でした!

line

ビズガーデニングHP トップページはこちらからどうぞ
↓ ↓ ↓
埼玉県坂戸市・外構エクステリア&ガーデンデザインの ビズガーデニング株式会社

スマホの方はタップすると電話がかけられます
↓ ↓ ↓
049-280-4128