園芸療法の座学・実技セミナーに参加！ ～ガーデンセラピー実践編～
2018年11月12日
皆さんこんにちは！ 浅野栄二です。
先日、千葉大学で行なわれた園芸療法座学・実技セミナーに参加してきました。
（今年７月のセミナーの様子）
今年の７月に、日本ガーデンセラピー協会理事で千葉大学大学院准教授岩崎寛氏のセラピーセミナーがあり、その時のお話がとても素晴らしく濃い内容だったので（その時のブログはこちら）、同氏が講師の今回のセミナーもずっと楽しみにしていたのです！
前半の座学では、ラベンダー畑や芝生で５分休憩しただけで、高血圧の人は血圧が下がり、低血圧の人は血圧が上がるという驚異の研究結果の報告や、実際に高齢者施設や支援学校での園芸療法の成果などをお話していただきました。研究者による科学的根拠（エビデンス）に基づくお話はやはり説得力があり、ガーデンセラピーが「なんとなく癒される」というあいまいな領域の趣味やお遊びではないことを改めて実感しました。
後半の実技では、まず大学構内にある１００年以上の歴史を持つガーデンを見学。
実際に植物に触れながら、植物による健康効果についてご説明していただきました。
そして、最後はなんとハーブ石鹸づくり体験！
自分で摘んだをハーブを使って作るので楽しみも倍増ですね。
ビズガーデニングでは、お店で定期的に様々な体験会を行なっておりますが、私が実際に体験することはほとんどありません。
今回の石鹸づくりも私にとっては生まれて初めての経験なのですが、いや～楽しいですね！ ハマりそうです！
今回の参加者は割と年配の男性が多かったのですが、皆さんも楽しそうに作っていました。
完成したmy石鹸です。あさひもを付けると、なんとなく高級感が出てきますね。
ガーデンセラピーはただ知識を習得するだけではだめで、五感（視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚）をフルに使って、脳や身体を刺激することが大切です。
その意味では、公園・庭園散策や身近な植物を使ったこのような体験は、セラピーとしてとても効果があります。
私も最近人前でガーデンセラピーなどについてお話しする機会が増えてきましたので、今後はちょっとしたプチ体験も加えていきたいなと思います。
岩崎先生、日本ガーデンセラピー協会事務局の皆さん、今回も素晴らしい企画をしていただき、ありがとうございました！
「ガーデンセラピーとは？ その１ ～ガーデンセラピーがめざすもの～」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス（根拠）に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会HP
ご愛読感謝！ ガーデンセラピーコーディネーター１級 浅野栄二でした！
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