屋上緑化・壁面緑化セミナーに参加してきました~ガーデンセラピー実践編~
2019年08月28日
みなさんこんにちは! 浅野栄二です
企業や病院の緑化を考える場合、屋上や壁面も緑化スペースとしてデザインするニーズが高まっています。
しかし、これらの場所は、気温・湿度・陽当たり・風当り・保水力などが地面と全く違う為、植物が受ける影響は大きく、植物選びを間違えると全滅してしまうこともあります。
また、建物の強度や防水構造などの建築知識も必要で、下手をすると、床の落下や水漏れなどの重大事故を起こしかねません。
そこで先日、屋上緑化の研修会に参加して、ノウハウを学んできました。
埼玉グリーンアドバイザーの会主催、「日本一詳しい屋上緑化・壁面緑化」という研修会です。
講師は、屋上緑化の第一人者、有限会社緑化技研・代表取締役の藤田茂氏。
「日本一くわしい屋上・壁面緑化」「これからの屋内緑化マニュアル」「屋上緑化設計・施工ハンドブック」等の著者でもあります。
*屋上や床には荷重制限があり、一般的には30~60kg/㎡、病院や学校などは120~180kg/㎡の場合が多いが、しっかり確認することが重要
*地被類であるセダムを植えるだけでも45kg/㎡必要で、場合によっては荷重オーバーになってしまう
*屋上緑化に適する植物、適さない植物があるので、十分に検討することが重要
*管理を怠ると屋上の排水管が目詰まりを起こし、室内の水漏れの原因になる
*屋上は地面よりも強い風が吹くので、すべてのものを固定する必要がある
*壁面緑化や室内緑化も特殊な環境なので、更に深い知識とノウハウが必要になる
などなど、専門的な知識を学ぶことができたのですが、結論から言うと、屋上緑化の知識は、とても1時間半の座学ではマスターしきれないほど、内容は幅広く、そして深く、しかも実際の作業は重大事故のリスクを伴うものなのです。
そこで、正規に勉強して資格を取ることにしました。
屋上緑化や壁面緑化のプロが目指す「建築緑化コーディネーター」という資格です。
資格を取得して、自信をもって提案できるように、またお客様も安心してビズガーデニングをお選びいただけるように、11月の試験に向けてこれから勉強します。
乞うご期待!
「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。
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