コンパニオンプランツと一緒に野菜を育てる① ~ガーデンセラピー実践編~
2020年03月28日
みなさんこんにちは! 浅野栄二です
ビズガーデニングの自然農法菜園が動き出しました!
これは去年植えたキャベツです。
今もこのようにかわいらしい姿で生きていますが、実は結局大きくならずに収穫できなかったキャベツなのです。
なので、今年からは「無農薬・無肥料・無耕作・無除草」のうち、「無肥料」だけやめて、有機肥料や堆肥を使うことにしました。
こちらも去年植えた芽キャベツ。
同様に大きくならず収穫できなかったものです。
今年は有機肥料で収穫を目指しますが、さらにコンパニオンプランツも植えて、「無農薬」をより強化しようと思います。
芽キャベツの奥に植えたのはオレガノです。
これが芽キャベツのコンパニオンプランツになります。
キャベツや芽キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜は、春になるとモンシロチョウが卵を産み、孵化したイモムシによって葉が食べられてしまいます。
したがって綺麗な状態で収穫したい場合には、殺虫剤の散布が必須になります。
でも家庭菜園ではやはり殺虫剤は使いたくないですよね。
そこで登場するのが、コンパニオンプランツなのです。
野菜とともに植えることで、野菜に付く害虫を減らしてくれたり、病気を防いでくれたり、成長を助けてくれたりするのです。
オレガノはハーブの1種で、花や葉をスパイスとして使いますが、その香り成分をモンシロチョウが嫌いますので、アブラナ科の野菜のそばにオレガノがあれば、モンシロチョウが産卵しにくくなり、イモムシによる食害が減るというわけです。
オレガノには殺菌作用もあり、消化器や呼吸器の疾患に効果があります。
まさに今、新型コロナウイルスの予防に最適なハーブと言えます。
もうひとつローマンカモミールも植えました。
これもキャベツと相性の良いコンパニオンプランツです。
ローマンカモミールにも殺菌・消炎効果があり、花の香りはストレス軽減効果があります。
このように、コンパニオンプランツは決して脇役ではなく、それ自体が人にとっても有益な作物なのです。
こちらもアブラナ科のブロッコリーです。
去年は1株に30匹以上のイモムシが付き、毎日毎日箸でつまんではカメのえさにしていました。
ブロッコリーの脇に植えたのは這性のクリーピングタイム。
オレガノ同様、モンシロチョウが嫌うハーブで、殺菌効果やアンチエイジング効果の他、頭痛・肩こり・鼻づまりも改善してくれます。
そして反対側にはセージを。
これもモンシロチョウが嫌うハーブです。
消臭・防腐効果も高いため、ソーセージの原料にもなっています。
ピンときたあなた! そうです。
「ソーセージ」の「セージ」は、このハーブのセージのことなんです。
セージは夏になるとものすごいボリュームになるので、ブロッコリーからかなり離して植えました。
今回はアブラナ科が中心でしたが、次回は別な科の野菜をご紹介します。こうご期待!
ちなみに、一般家庭目線での菜園体験を目指しているため、苗はすべてホームセンターで購入したものを使用しております。
「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
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