コンパニオンプランツと一緒に野菜を育てる② ~ガーデンセラピー実践編~

2020年04月13日

みなさんこんにちは! 浅野栄二ですアイコン 社長

菜園全景4.13

毎度おなじみ、ビズガーデニングの自然農法菜園です。
菜園の真ん中に突如現れたマンホールはコンポストです。
お店で出た生ごみなどをここで再利用します!

さて、今回はアブラナ科以外の作物についてご紹介します。

レタス&ペパーミント

まずはレタス。
前回ご紹介したキャベツと同じく、レタスも葉が球のように丸くなりますね(ならないレタスもありますが)。
でもキャベツはアブラナ科でしたが、レタスはキク科で全くの別物です。
比較的涼しい気候を好み、高温になると花芽ができて茎が立ち上がってきます。
レタスのコンパニオンプランツですが、なんと意外なことにキャベツなのです。
似たもの同士のような気がしますが、アブラナ科の植物とキク科の植物はそれぞれの害虫をお互いに遠ざける働きがあるそうなのです。
ちなみに当菜園ではレタスと一緒にキャベツもブロッコリーも育てているので完璧です。

トマト

次はミニトマト&トマト。
ナス科の野菜で家庭菜園の定番ですね。
しかし病虫害は比較的多く、一般的には殺菌剤や殺虫剤を多用して栽培されています。
初心者には管理が楽なミニトマトをお勧めします。

トマト&タイム

トマトのコンパニオンプランツは、バジルが有名ですね。
その他、パセリ、イタリアンパセリ、セロリ、タイム、レモンバームなども知られています。
当菜園ではタイムとレモンバームとイタリアンパセリを脇に植えました。
そしてそのうちに、まわりから去年のパセリの種が発芽してくると思います。
これも完璧です!

ピーマン

続いてピーマン。
こちらもナス科です。
子どもの嫌いな野菜の代名詞ですが、栄養価は大変高いので、ぜひ野菜嫌いのお子さんと一緒に育てて「ピーマン大好き!」と言わせてください。
実を収穫しないでいると、完熟して赤やオレンジに変わりますが、その方が栄養価はさらに高くなります。
ピーマンのコンパニオンプランツは、ネギ、ルッコラ、インゲンマメなどがありますが、当菜園ではネギを採用してます。

ナス

そして、ナス科のナスです。
これも意外ですが、ナスには特記すべき栄養価はありません(笑)。
でも、紫色の色素は「ナスニン」というポリフェノールなので、健康効果は期待できそうです。
ナスのコンパニオンプランツは、ネギ、インゲンマメ、落花生、枝豆などです。
こちらもネギを傍に植えてます。

なお、トマト、ピーマン、ナスなどナス科の野菜は連作障害が出やすいので、毎年同じところにナス科の野菜を植えないようにしましょう。

次回は、キュウリ、アスパラガス、畑ワサビなどをご紹介します。

★当菜園は一般家庭目線での菜園体験を目指しているため、苗はすべてホームセンターで購入したものを使用しております。

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
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