八ヶ岳南麓の湧水地でセラピー体験!(その1) ~ガーデンセラピー応用編~

2020年08月26日

みなさんこんにちは! ガーデンセラピーコーディネーター1級の浅野栄二ですアイコン 社長

ガーデンセラピーは基本的には「自宅の庭で植物の力を借りて健康を維持しましょう」という取り組みですが、緑豊かな場所ならどこででもセラピー体験をすることができます。
今回は、山梨県にある日本屈指の湧水群「八ヶ岳南麓高原湧水群」でのセラピー体験をご紹介します。

最初にご紹介するのは三分一湧水(さんぶいちゆうすい)です。
日本名水百選に選ばれている、豊富な水量を誇る美しい湧水地です。
駐車場や売店・トイレなども完備され、遊歩道も整備されているので、小さなお子様連れでも安心です。

ここが水源です。
なんと10℃の水が1日8,500トンも湧いています。

<ボコボコと湧き出る水の動画はこちら>

もうここにいるだけで夏の暑さを忘れるほど涼しくて快適!
日頃のストレスも吹っ飛んでしまいます!

そして湧き出た水はこの分水池で3方に分かれて流れていきます。
戦国時代のころ、水の奪い合いをしていた三つの村に平等に水を分配するため、武田信玄が作ったといわれている池です。
池の真ん中にある三角の石が水分石で、400年前の先人の知恵といえます。

三分一湧水は正直、観光地化されてはいますが、それでもとても心地よい場所です。
ぜひご家族で訪ねていただきたいです。

さて、こちらは井詰湧水(いづめゆうすい)です。
三分一湧水と違って観光地化されていない、というか、カーナビで出てこないし、道案内の看板もないし、町のHPにも住所番地が出てないという、「どうしても行きたい!」という強い意志を持ったマニアックな湧水オタクしか辿り着けない湧水地(笑)です。

誰もいないので人にも聞けない状況の中、道なき山中をさまよい歩いてようやく見つけた1本の巨大なモミの木。
ガイドブックには「樹高50m、樹齢500年のモミの木の根元から水が湧いている」とありましたので、これに間違いない!
まるで古地図を片手に宝探しをしているようです。

そして向こう側に回ってみると、おお、やはり水が湧いていました!
これが井詰湧水です! お宝発見!

苔むした岩の隙間からちょろちょろと水が湧いていました。
ものすごい水量の三分一湧水と違って、これはこれで心がホッとするようでいい感じです。

<心がホッとする井詰湧水の動画はこちら>

井詰湧水は以上の理由でファミリー向けではありません。
宝探しが趣味の方か、このブログに感化された「新湧水オタク」の方のみ、探しに行ってみてください!

緑に囲まれた湧水地でのセラピー効果は次のようなものが考えられます。
*視野いっぱいの緑がストレスホルモンを低減させる
*水の音や野鳥の声がストレスホルモンを低減させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
*樹木などから放出されるフィトンチッドが血圧を正常化させ免疫力を高める
*遊歩道を歩くことで適度な運動になる
*冷たい湧水や植物に触れることで指先や脳が活性化される
などなど、五感をフルに刺激して心や身体に良いことだらけなのです。
なんといっても命を育む水が湧き出る湧水地はものすごいパワースポットです。
元気や運気がもらえる場所なのです。

他にも2か所湧水地を訪ねましたが、それは次回にご紹介しますね。
森の中の湧水地めぐりは本当に楽しいし癒されます。
心が元気になります。

 

「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」

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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。

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