八ヶ岳南麓の湧水地でセラピー体験!(その2) ~ガーデンセラピー応用編~
2020年09月02日
みなさんこんにちは! ガーデンセラピーコーディネーター1級の浅野栄二です
ガーデンセラピーは基本的には「自宅の庭で植物の力を借りて健康を維持しましょう」という取り組みですが、緑豊かな場所ならどこででもセラピー体験をすることができます。
今回は引き続き山梨県にある日本屈指の湧水群「八ヶ岳南麓高原湧水群」でのセラピー体験をご紹介します。
ここは八右衛門出口湧水(はちえもんでぐちゆうすい)の入口です。
小さな案内板と2台分の駐車場があります。
むかしむかし、八右衛門という男が、山で1匹のヘビを山火事から助けました。
八右衛門はお礼にヘビから1本の楊枝をもらいました。
八右衛門はその楊枝を裏山に突き刺すと、なんとそこからきれいな水が湧きだしました。
めでたしめでたし。
という伝説のある湧水です。
道端でヘビを見つけたら、キャーキャー言ってないで何か困っていることはないか聴いて、助けてあげることが大事です(笑)。
これが八右衛門出口湧水です。
大木の根元からこんこんと湧き出ています。
ひんやりと冷たい透き通った水は、まさに自然からの恵みそのもの。
眺めているだけで心が洗われる思いがします。
でも眺めているだけではもったいないので、手ですくって飲んでみました。
冷たくて甘くておいしかった!
↑ 必見です!
実に素晴らしいロケーションの湧水地ですね。
人は何人かいましたが、観光地化されていなくて癒されます。
何時間でもここにいたいと思う場所でしたよ。
続きまして、大滝湧水(おおたきゆうすい)です。
水温12℃の水が1日になんと22,000トンも湧く、八ヶ岳南麓を代表する湧水地です。
はるか昔、武淳川別名(たけぬかわわけのみこと)が、この湧水をご覧になって称賛し創建したといわれる大滝神社が、水源のすぐ脇に建っています。
太古から湧き、今でも地域住民の生活を支えている重要な湧水なのです。
もう見るからにパワースポットですね。
<大木をくりぬいた樋口から流れ落ちる湧水の動画はこちらから>
裏山はとても急な斜面になっていて、その麓からものすごい量の水が湧き続けています。
これが湧水です。
柄杓があるので飲めるようですね。
今はコロナ禍なので、柄杓は使わず手ですくって飲みました。
ここも、冷たくて甘くておいしかった!
実際の水源はちょっと先の岩場の中です。
覗き込むとものすごい量の水が流れていましたよ!
緑に囲まれた湧水地でのセラピー効果は次のようなものが考えられます。
*視野いっぱいの緑がストレスホルモンを低減させる
*水の音や野鳥の声がストレスホルモンを低減させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
*樹木などから放出されるフィトンチッドが血圧を正常化させ免疫力を高める
*遊歩道を歩くことで適度な運動になる
*冷たい湧水や植物に触れることで指先や脳が活性化される
などなど、五感をフルに刺激して心や身体に良いことだらけなのです。
なんといっても命を育む水が湧き出る湧水地はものすごいパワースポットです。
元気や運気がもらえる場所なのです。
緑の中の湧水地めぐりは本当に楽しいし癒されます。
心が元気になります。
ぜひ皆さんも、お近くの湧水でセラピー体験してみてくださいね!
「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」
一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
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