ペットと暮らすガーデン ~ペットガーデンをデザインする その1~
2015年01月27日
ペットガーデンをデザインするうえで配慮したい点について、2回に分けてお伝えしていきます。
今日はその1です。
ペットガーデンをデザインする その1
POINT Ⅰ:愛犬の行動・性格を理解することから始めましょう
●「寝ころぶ」「穴を掘る」「マーキング」の位置を確認しましょう
→行動頻度の多い位置を線で結ぶと、犬の動線(獣道)ができます。
不規則に見える行動にも規則性を発見することができます。
●犬の習慣化した行動を尊重しましょう
→新しくフェンスや生垣など突然設けると犬はパニックになり、ストレスが増すので気を付けましょう。
●犬のテリトリーを検討しましょう
→犬は自分のテリトリーで何が起こっているか常に知りたがる習性があります。
広いテリトリーを与えてやると、警戒範囲が増え、ストレスが増したり、無駄吠えが増えることがあります。
POINT Ⅱ:行動観察から庭に何が必要・不要かを検討しましょう
●犬の行動観察から、犬のために必要、不必要と思われるものをリストアップしましょう
→たとえば、ゆっくり休むところ、遠くを見渡せる高いところ、飼い主と遊ぶところは必要ですね。
また、不要、危険なものとして、「犬にとって有毒や不快な植物」の有無も調べましょう。
(後日犬にとって有毒な植物、また良い植物についても更新しますね!)
●遊びまわっていい場所と、花壇や菜園などの禁止場所の境界を明確にしましょう
→お庭が完成したら、入っていい場所といけない場所を分からせる訓練をしましょう。
●庭の広さや犬種を考え、また庭に取り入れたいアイデアに優先順位をつけましょう
→犬だけのことを考えたお庭ではなく、人間も快適に過ごせる空間にしましょう。
●安全に遊ばせるために、フェンスの高さ、桟の間隔、よじ登れるか、などの処理をしっかりしましょう
→背丈よりも高くジャンプできる犬種もいるので、新築を機に子犬から飼い始めようと考えている方は
注意してくださいね。
●犬が庭から室内に入るときに泥を持ち込まないように、床材、足洗い場の位置などを検討しましょう
→足洗い場の位置は犬の動線内にあることが理想です。
参考文献:上野博昭著 ペットガーデン命を育む庭づくり
今までの記事です↓↓↓
第1回 「愛犬と暮らすということ」
第2回 「ペットガーデンと愛犬の成長」
是非ご覧ください!!
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