愛犬と暮らす庭づくり ~ウッドチップ・芝生・クラピア・土砂~

2015年03月28日

庭のグラウンド部分(地面)の素材や室内の床材(ペービング)選びはペットを育てる上でとても重要なポイントです。
選ぶ際のひとつの目安は「人間が素足で歩いて快適かどうか」です。
また、素材によっては犬の足腰を鍛えたり、皮膚病予防に役立つものもあります。

ウッドチップ系

○理想的な弾力性が得られ、防草効果もある
○手入れの手間が減る
○雨でも汚れにくい
○消臭効果がある

×虫が発生することがある
×強風時などに飛散する
×定期的に交換(補充)が必要

アプローチからお庭全景を眺める

【ウッドチップ ドッグラン】

芝生・クラピア・地被植物

○犬にとっては理想的なフィールド
○足腰への負担が少ない

×掘り返しをする
×クラピアにはミツバチが寄ってくる
×尿や過度の使用で劣化・枯れ死することがある
×定期的な管理が必要
(除草剤については、食物由来成分のものや、速効性があり土に残留しにくい液状のものをおすすめします。)

ドッグランとしての芝生のスペース

【芝生 ドッグラン】

土砂系

○動物は土を舐め、自然界のミネラルを吸収する
○砂地の走行は、犬の心肺機能や筋力を高める
○足腰への負担が少ない
○安価である

×雑草が生える
×掘り返しをする
×雨が降ると泥だらけになる

 

それぞれメリット・デメリットがありますが、自然素材のグラウンドは環境にも健康にも良く、思いっきり走り回ることのできる犬にとって最高の場所です。
定期的に管理をしなければなりませんが、自然素材であれば、数年後「介護期」に入ったワンちゃんのためにリフォームをするにも撤去費用がかさまないため、比較的安価で施工することができます。

 

次回は「ペットガーデン~タイル・石貼り・レンガ・ウッドデッキ・人工芝~についてお話しします。

 

参考文献:上野博昭著 ペットガーデン命を育む庭づくり

今までの記事です↓↓↓

第1回 「愛犬と暮らすということ」

第2回 「ペットガーデンと愛犬の成長」

第3回 「愛犬の成長&犬にとっての名庭とは?」

第4回 「ペットガーデンをデザインする その1」

第5回 「ペットガーデンをデザインする その2」

第6回 「犬のストレス」

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