愛犬と暮らす庭づくり ~タイル・石貼り・レンガ・ウッドデッキ・人工芝~
2015年05月17日
ハードなグラウンドにするには、表面の滑りにくいもの・温度が高くなりにくいものを選びましょう。
犬の腹部は地面に近いため、その体感温度は人間とは異なり、とても高温になります。
また、犬は汗腺を持たず、熱がこもりやすい体のため、グラウンドの素材はとても重要なのです。
タイル・コンクリート・石貼り
硬い素材は犬の足腰にとても負担がかかります。
また、表面温度が高くなりやすい物が多いです。
ペットガーデンを作る際は必要な場所に最小限に、と考えておきましょう。
ただし、近頃は機能性に優れ、ペットにも安心のタイルもあります。
そのタイルについては次回ご紹介します。
レンガ・砂利系
レンガの角が鋭いものや、尖っているものは避けましょう。
また、目地モルタルを充填し肉球に安全なように工夫しましょう。
砂利などを敷く場合もできるだけ角のないものを選びましょう。
木質系(人工木・天然木ウッドデッキ)
適度な弾力性があり足腰にも優しい素材です。
ただし、板と板の間に犬の爪が入り、剥離する事故には気を付けましょう。
また、夏季は温度上昇しやすいので、日陰が必要となります。屋根の設置も検討しましょう。
人工芝
ドッグランで使われることも多く、クッション性があり、足に優しい素材です。
注意点としては、夏季の表面温度の上昇。
また、芝生の先端で肉球が切れたりする恐れがあります。
抜け毛が透水穴に詰まってしまうこともあるので注意しましょう。
次回は「快適なペット空間をつくるタイル~LIXILスタイルプラス~」についてお話しします。
参考文献:上野博昭著 ペットガーデン命を育む庭づくり
今までの記事です↓↓↓
第1回 「愛犬と暮らすということ」
第2回 「ペットガーデンと愛犬の成長」
第3回 「愛犬の成長&犬にとっての名庭とは?」
第4回 「ペットガーデンをデザインする その1」
第6回 「犬のストレス」
第7回 「ペットと暮らすガーデン ~ウッドチップ・芝生・クラピア・土砂~」
ビズガーデニングHP トップページはこちらからどうぞ
↓ ↓ ↓
埼玉県坂戸市・外構エクステリア&ガーデンデザインの ビズガーデニング株式会社
スマホの方はタップすると電話がかけられます
↓ ↓ ↓
049-280-4128