日本三名瀑「袋田の滝」でセラピー体験！ ～ガーデンセラピー応用編～
2022年07月13日
みなさんこんにちは！ ガーデンセラピーコーディネーター１級の浅野栄二です
ガーデンセラピーは基本的には「自宅の庭で植物の力を借りて健康を維持しましょう」という取り組みですが、緑や水の豊かな場所ならどこででもセラピー体験をすることができます。
今回は日本三名瀑のひとつ、茨城県にある「袋田（ふくろだ）の滝」をご紹介します。
【袋田の滝全景】
日本三名瀑とは、日本を代表する三つの滝のことで、和歌山県の「那智の滝」、栃木県の「華厳の滝」、そしてここ茨城県の「袋田の滝」をいいます。
【哀愁感漂う袋田の滝入口】
埼玉県坂戸市から車で３時間。
高速道路から外れているため、隣の県なのに近くて遠い場所という感じです。
写真の左側が滝に通じるトンネルの入口なのですが、日本三名瀑の滝の入口なのに、コロナ禍の様々な規制が解除された７月上旬なのに、なんと人がほとんどいません！
じつはこの時代に取り残された哀愁感が私は大好きなのです。
ゆっくりとたっぷりと歴史や時の流れに浸り自然を満喫できるからです。
セラピー効果もきっとバッチグーです。
【レトロな袋田の滝トンネル】
入口で入場料を支払い、レトロ感いっぱいのトンネルの中へ。
あえてトンネルなのは、山が険しく滝までの安全な道が確保できないためでしょうか。
一部きつい傾斜はありますが、おかげで車いすでも行けるバリアフリーの道になっています。
【トンネルから見える袋田の滝】
真夏でも涼しい風が吹き抜ける快適なトンネルを２５０ｍほど進むと、突然右側がひらけて、爆音とともに滝が現れました。
【シェルター越しの袋田の滝】
これが袋田の滝です。
高さ１２０ｍ、幅７３ｍの大きさを誇る、国の名勝、つまり日本を代表する滝です。
シェルターがちょうど額縁のようで、滝の美しさを引き立ててくれています。
【正面から見る迫力ある袋田の滝】
額縁の前に出ると、巨大な岩盤と水しぶきが目の前に迫ってきます。
今まで多くの滝を見てきましたが、こんなに力強くて迫力のある滝は他にはありません。
とにかく圧倒されます。
緑とマイナスイオンも豊富で、間違いなく強烈なパワースポットです。
今回は晴れていましたが、雨の日なら水量が多くなり更に迫力が増すことでしょう。
この滝の迫力は写真ではなかなか伝わらないので、ぜひ動画もご覧ください。
＜袋田の滝の動画＞
【第２展望台からの眺め】
トンネル内のエレベーターを上がると、高い位置から滝を見下ろすこともできます。
本当に山深い神秘的な滝です。
【凍結した滝のポスター写真】
ちなみにこれは冬に凍結した滝のポスター写真です。
なんと凍った滝を人が登っています！
ひえー！キョーレツ！
ぜひとも冬にもう一度訪れたいです！
緑や水にあふれる場所でのセラピー効果は次のようなものが考えられます。
＊視野いっぱいの緑や花がストレスホルモンを低減させる
＊水の音や野鳥の声がストレスホルモンを低減させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
＊樹木などから放出されるフィトンチッドや香りが血圧を正常化させ免疫力を高める
＊適度な運動や日光浴が心身の健康に役立つ
＊花や虫など、小さな驚きや感動が脳を活性化させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
＊歴史的建造物や自然の美しい風景に触れることで幸せホルモンオキシトシンが分泌される
などなど、五感をフルに刺激して心や身体に良いことだらけなのです。
ちなみにオキシトシンは、免疫力アップ、高血圧・認知症・動脈硬化・糖尿病・便秘などの予防・改善効果が認められています。
緑に癒される心地よいひととき、みなさんも体験してみませんか？
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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、学術的なエビデンス（根拠）に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。