人混みを避けてGO TO セラピー 北八ヶ岳と入笠山で絶景に癒されてきました ~ガーデンセラピー応用編~
2022年09月07日
みなさんこんにちは! ガーデンセラピーコーディネーター1級の浅野栄二です
ガーデンセラピーは基本的には「自宅の庭で植物の力を借りて健康を維持しましょう」という取り組みですが、緑の豊かな場所ならどこででもセラピー体験をすることができます。
今回は、ロープウエイで山頂まで行けて絶景が楽しめる、信州の北八ヶ岳(きたやつがたけ)と入笠山(にゅうかさやま)をご紹介します。
(それぞれ山頂駅の展望台までは車椅子でも行けます)
まずは北八ヶ岳ロープウエイです。
本場アルプスの雰囲気が漂う、標高1,771mの山麓駅から、2,237mの山頂駅まで、高低差466mを7分で登っていきます。
山頂駅の展望台からの眺めです。
眼下に茅野市街が広がり、北アルプス~中央アルプス~南アルプスも一望できる素晴らしい景色が広がっていました。
夏季は山頂展望台まで車椅子で来ることもできます。
山頂には坪庭があるらしいのですが、行ってみるとなんと一周30~40分もかかるという広大な坪庭でした(笑)。
なぜ、誰が、ここを坪庭と名付けたのかは不明ですが、ま、とにかく歩いてみることにしました。
ここから先は砂利や岩場の道になりますので、車椅子は不可となります。
八ヶ岳の噴火による溶岩と高山植物が織りなす、荒々しくも美しい風景が広がっています。
針葉樹が多いのでフィトンチッドがいっぱい。
標高2,300mの澄んだ空気と相まって、セラピー効果はバツグンです。
坪庭散策路の最深部からの眺めです。
山頂駅の向こうには雄大な日本アルプスの山々も見えます。
雲が手の届きそうなところにあります。
ああ、癒されます。
次は八ヶ岳の南側にある入笠山です。
ゴンドラで山頂駅まで行くことができます。
階段にはスロープが併設され、乗り場は広く、車椅子でも安心して乗ることができます。
標高1,050mの山麓駅から、1,780mの山頂駅まで、高低差730mを10~15分かけて登っていきます。
ゴンドラからの景色です。
眼下には町が広がり、その向こうには雄大な八ヶ岳が。
絶景かな絶景かな。
ここは富士見町というだけあって、ちらりと富士山が見えます。
山頂は平原となっていて、遠くに八ヶ岳の雄姿を望むことができます。
ここからでも十分美しい眺めなのですが、砂利や土の散策路を歩いて平原の先まで行くと、さらに絶景になります。
また山頂方面に登っていくと、美しいお花畑や湿原もあります。
体力に自信がある方は、ぜひ足を延ばしてみてください。
今回訪れた場所は、8月の観光シーズン最盛期にもかかわらず人は少なく、感染リスクもかなり低いです。
みなさんも人混みを避けてGO TOセラピーをお楽しみください。
自然豊かな場所でのセラピー効果は次のようなものが考えられます。
*視野いっぱいの緑や花がストレスホルモンを低減させる
*水の音や野鳥の声がストレスホルモンを低減させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
*樹木などから放出されるフィトンチッドや香りが血圧を正常化させ免疫力を高める
*適度な運動や日光浴が心身の健康に役立つ
*花や虫など、小さな驚きや感動が脳を活性化させ幸せホルモンオキシトシンを分泌させる
*歴史的建造物や自然の美しい風景に触れることで幸せホルモンオキシトシンが分泌される
などなど、五感をフルに刺激して心や身体に良いことだらけなのです。
ちなみにオキシトシンは、免疫力アップ、高血圧・認知症・動脈硬化・糖尿病・便秘などの予防・改善効果が認められています。
緑に癒される心地よいひととき、みなさんも体験してみませんか?
「ガーデンセラピーとは? その1 ~ガーデンセラピーがめざすもの~」
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「京都の水琴窟(すいきんくつ)聴き比べセラピー体験 その1」
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一般社団法人日本ガーデンセラピー協会は、医学博士、学術博士、大学教授、医療機関院長などが役員・顧問を務め、
学術的なエビデンス(根拠)に基づいて活動する組織です。
ビズガーデニング株式会社は日本ガーデンセラピー協会の法人会員です。